山本竹雲
1819.1888.4.27享年69歳
文政2年.幕末-明治21
明治期:篆刻家/画家/茶人/漢詩人
岡山県:倉敷市出身
晩年は京都に居住
煎茶道でも名を知られる
茶器鑑定士としても定評があった
師事/*細川林谷:篆刻/画を学ぶ
師事/*篠崎小竹:門下儒学/漢学を学ぶ
江馬天江/山中静逸らと交友した
三条 実美/松方正義/*杉 孫七郎/長 三洲/など
当時の名流の印章を多く刻した
煎茶道は現代も行われている.今なお竹雲の目を経た、道具が珍重され高い評価を得て いる。往年の盛名の象徴であるといわれる。
*細川 林谷:江戸時代後期/篆刻家/漢詩人
細川林谷:1779~1843/香川県讃岐の郷土の家に生まれ。
幼い頃より篆刻を阿部良山に学び、壮年の頃江戸に出て篆刻家として一家を成す。他に、詩を後藤漆谷に、画を長町竹石に学ぶ。各地を遊歴しつつ、*頼山陽や浦上春琴等の文人墨客達と交際した。
著作
- 林谷山人帰去来印譜』
- 『林谷詩抄印譜』
- 『林谷山人印譜』
- 『林谷山人遺稿』
- 『林谷詩鈔』1848年
*篠崎小竹:江戸時代後期/儒学者/書家
1781〜1851/大阪生まれ。
大分出身で大阪の開業医加藤周貞の子。
篠崎三島に学んで、養子となった。のちに江戸昌平黌で古賀精里の門人となった。
大阪に帰り、*頼山陽・*田能村竹田ら京坂の多くの文人と親交があった。著作
ウィキペディア引用
- 『小竹詩文集』
- 『酒人十詠帖』
- 『小竹斎詩鈔』
- 『小竹斎文稿』
筆記:静涯結心
続:田能村竹田